チップス

ポップアップとコンテンツ共有

セルとふきだしは特定のコマに所属します(1)が、他のコマの領域にも表示させることができます。 見開きの右ページは2コマ縦割りで、細い方のコマに人物と背景が入っています。(細すぎて、何が入ってるかわかりませんね) 左のページには空コマがひとつだけあります。 ひとつの方法は「ポップアップ(ブチヌキ)」で、主にアルファチャンネル付きのセル(人物など)やふきだしをわく線を越境させて他のコマの「上に」表示します。(2) もうひとつの方法は「コンテンツ共有」で、こちらは背景なども含めてコマ内のすべてのコンテンツを他のコマの「中に」表示します。(3) ブチヌキの有効範囲がひとつのページ内に限定されるのに対し、コンテンツ共有は見開き反対側のページにも有効です。(2と3を見くらべてください) コンテンツ共有グループのすべてのコマをタチキリ設定にすると、2ページにまたがってつながった一枚の絵ように見せることができます。(4)

オーダーメイド/レディメイト

コマのページ配分は後から変更することができます。ですので、とりあえずページのことは気にしないでコマを作り、一気に複数のページに展開するといったことができます。 本格的なコマ割り編集を始める前のひな型を作るためにこの機能を利用してください。 レディメイトは、ページあたりのコマ数ほか、線の太さや標準的なふきだしの形などが異なる4種のプリセットの中から選択します。実行すると、ドキュメントのページ数を調整してコマを再配置するとともに、文書の体裁を整えるため「めくりのコマはタチキリにする」といった設定が追加されます。 オーダーメイドでは、すべてのパラメーターについて「適用する/しない」も含めて数値的な設定をカスタマイズできます。

点棒

コマとコマのすきまに埋まっている長円は「点棒」(1)(2)、ページ先頭および末尾にある長円を半分に割った形の棒を「半点棒」(3)(4)といい、これらはComipro+でのまんが文書編集において非常に重要な役割を担っています。 点棒と半点棒は、テキストエディタのIビームカーソルのようなエレメントやイメージファイルのドロップを受け付けるエリアです。点棒にはさらに、隣接するコマの面積配分と変形(Comipro+では「物理コマ割り」と呼んでいます)を調整するためのドラッグエリアでもあります。 また、点棒・半点棒とも中央部にトグルスイッチがあり、オンにすることによってコマとコマが「強い区切り」であることを宣言します。 ムービーの流れ コマとセルを作成 イメージファイルを点棒にドロップすると、コマとセルがいっしょに作成されます。 コマの面積配分を変更と変形 横型点棒(1)は上下に、縦型点棒(2)は左右にドラッグして隣接するコマの面積配分を変更します。端をの部分をドラッグすると、隣接するコマを変形します。 半点棒(3)(4)はドラッグできません。セルとふきだしをドロップすることはできません。(この制限は4.5.7で解消されました) トグルスイッチ 中央部のドット3つがトグルスイッチで、「強い区切り」を宣言します。 オンにした場合、縦型点棒(2)の位置は横割りに強制変更されます。半点棒(3)(4)の場合、ページ間レイアウト機能である「オーダーメイド/レディメイト」に対してページの先頭または末尾の位置を保持します。

新規エレメント

Comipro+では、ページ、コマ、セル(イメージ)および、ふきだしの4つのクラスでまんがを構成します。 それぞれ、F1〜F4キーで空の内容の新規エレメントを作成します。(もちろんこれは単なるメニューのショートカットですので、メニューを選択してもかまいません) ページとコマはコンテナで、ページはコマを、コマはセルとふきだしを保持します。 セルはひとつのイメージをベースをにしたオブジェクトで、昔のアニメで使われたセルに由来しています。 ふきだしと擬音の区別はありません。擬音は、属性で下地を透明にしたり、セルに隠れるように配置する「看板」メソッドを選択することによって表現します。 上のムービーでは、F1でページを作成し、つづいてF2でコマを作成、さらにF3で新規セルを作成しています。 新規セルを作成すると、あらかじめ設定されたペイントアプリが開きます。絵を描いて保存し、しばらくするとComipro+はファイルをリロードしてイメージを同期します。 最後に、F4でふきだしを作成して文字を入力しています。 ところで、実はF1〜F4で新規エレメントを作成する必要はとんどありません。 既存のページを点棒(コマとコマのすきま)で分割すれば結果的に新しいページが作成されますし、イメージファイルを点棒にドロップすればコマとセルがいっしょに作成されます。 キーボードから文字を打ちはじめればふきだしは自動的に作成されます。 Comipro+ではその他たくさんの新規エレメントを作成する方法を用意しています。